高岡コロッケ〜夢は揚げたて!富山新聞

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【2014/06/15付】富山新聞掲載

◎高岡コロッケを手作り 南条小で親子活動 「甘い」「ほくほく」 地元の味を堪能

パン粉をつけてコロッケを作る児童=高岡市佐野

 高岡市南条小の3年生と保護者約120人は14日、ご当地グルメ「高岡コロッケ」を提供する同市佐野の食堂「天の川倶楽部(くらぶ)南条」で、高岡コロッケ作りを楽しんだ。同小PTAの親子活動の一環で、児童は手作りしたコロッケを〓(順の川が峡の旧字体のツクリ)張り「甘い」「ほくほくしてる」と笑顔を見せた。

 親子は、食堂が所有する畑で栽培された枝豆とジャガイモを使い、笠井弘子代表(72)の手ほどきで調理した。児童は材料をこねて、ハートや星、さいころなど思い思いの形にして、パン粉をまぶして仕上げた。
 コロッケは、スタッフが調理場で手際よく揚げて児童に渡した。児童は「いただきます」と声をそろえ、熱々に舌鼓を打った。
 初めてコロッケを作った川縁彩乃さんは「パン粉を付けた時の感触が面白かった。かりっと、ほくほくでおいしい」と話し、母の晴津子(せつこ)さん(42)と一緒に味わった。
 児童は総合的な学習の時間で、校下の魅力について学んでいる。コロッケの調理のほか、JA高岡の農産物直売所「あぐりっち佐野店」を見学し、店内に並ぶ野菜の生産者などを調べた。地元産ホウレンソウのジェラートも試食した。