高岡コロッケ〜夢は揚げたて!富山新聞

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【2014/07/04付】富山新聞掲載

◎ご当地素材で新グルメ 高岡、氷見、南砺市の道の駅に7色コロッケ 全県目標、参加拡大へ

富山の新たなご当地グルメとして提案されたカラーコロッケ=高岡市の「道の駅万葉の里高岡」

 富山県内の道の駅が、色とりどりの「ご当地カラーコロッケ」を開発し、地域活性化に乗り出した。県産素材を活用し、味と彩りに優れたご当地グルメとして提案する。手始めに高岡、氷見、南砺市井波の3駅が参加、さらに拡大する見通しだ。
 高岡市の道の駅「万葉の里高岡」で3日、白や黒、緑、オレンジなど全7色8種類のコロッケが披露された。
 高岡では昨年11月の全国コロッケフェスティバルで日本一に輝いた高岡コロッケの「ブラック」と「ホワイト」を販売している。4日からは高岡産ニンニクを使い、トマトやチーズを加えイタリアン風味とした「オレンジ」、富山産豚肉入りでゴボウの香りが楽しめる「ブラウン」、高岡産ホウレンソウとユズこしょうで仕上げた「グリーン」、白エビを丸ごと生かしたコロッケの計4種類を新たに扱う。
 氷見の「ひみ番屋街」は氷見産の煮干しを使った氷見カレーと氷見牛を具とした「イエロー」、井波の「いなみ木彫りの里 創遊館」は特産の里芋の食感と甘みを生かした「シルバー」を販売する。
 今後、宇奈月がウナギ入りの「ブラウン」と、ビール入りの「レッド」を秋ごろまでに発売する予定だ。
 カラーコロッケは県の「とやまのカラーフード」に認定され、6日に富山市の富岩運河環水公園親水広場で開かれる地産地消県民交流フェアでも販売される。高岡で扱う6種類については土産品としての展開も検討する。
 カラーコロッケを企画した「町屋cafe ASIAN」(万葉の里高岡内)の山崎勇人さんは「県内の15市町村にカラーコロッケを作り、コロッケで富山を盛り上げたい」と話している。