◎高岡コロッケ　岐阜県各務原市出人気　キムチまつり参加　Ｂ級グルメ博が縁　３０分待ち「食べ応え満点」　

　高岡コロッケ実行委員会は２１日、岐阜県各務原市で３日間の日程で開幕した「各務原キムチまつり」に参加し、「コロッケのまち・高岡」を発信した。高岡コロッケの販売コーナーでは約３０分待ちの長い列が途切れず、当初の予定を上回る約６００個を販売した。関係者は東海北陸自動車道の全線開通を契機にした食の交流拡大に手応えを感じた。
　会場となった各務原市の河川環境楽園では「Ｂ―１グランプリ中日本大会」と銘打ったご当地グルメコーナーが設けられ、高岡コロッケ実行委員会が直径１４センチの「高岡大仏コロッケ」を販売した。同市の田中良来君（１２）は「食べきれないくらい大きい」と驚いた様子で、会社員赤塚はるみさん（４５）は「おいしくて食べ応えも満点」と顔をほころばせた。
　会場には地元の「各務原キムチ鍋」や「下呂鶏ちゃん」（岐阜県下呂市）なども並び、人気を集めた。
　高岡コロッケの参加は、高岡市で１０月に開かれた「高岡Ｂ級グルメ博２００９」に各務原キムチ鍋が出店した縁から決まった。各務原市・キムチ日本一の都市研究会の井上克彦会長は「高速道路を軸に広域交流が広がれば、地域が活性化する」と、期待感を示した。

●９団体が出席　愛Ｂ支部総会
　会場では同日、「Ｂ級ご当地グルメでまちおこし団体連絡協議会（通称・愛Ｂリーグ）」の中日本支部総会も開かれ、高岡コロッケ実行委員会など加盟９団体が出席した。同協議会が社団法人化されたことや「愛Ｂリーグ」の名称を商標登録に申請していることが報告された。

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