◎「コロッケの国」共同宣言　高岡、茨城県龍ケ崎、静岡県三島の３市　食を通じた交流推進誓う

　高岡市の高橋正樹市長は２３日、茨城県龍ケ崎市の商業祭り「いがっぺ市」に出席し、龍ケ崎市と静岡県三島市との間で「コロッケの国　三国の共同宣言」に調印した。宣言ではコロッケによる「まちおこし旋風」を全国に起こすことなどを目指しており、３市長は食を通じた交流を一層促進することで合意した。
　共同宣言には「絆を強め、イベントや困った時には協力する」「コロッケを愛する熱い気持ちをはぐくむ」などの文言が盛り込まれた。宣言文に署名した高橋市長は「コロッケで始まった交流をステップアップさせる土台にしたい」と語った。
　龍ケ崎市の串田武久市長は「今までの交流の積み重ねを形に残せて感無量だ」と話し、三島市の小池政臣市長は「それぞれの良いところを学びながら、まちおこしを加速させるきっかけにしたい」と話した。
　高岡と龍ケ崎、三島の３市はコロッケによるまちおこしに取り組んでいるのが縁で、昨年、「三コロ会」を結成。その後、イベントへの相互参加などで交流を深めてきた。共同宣言は龍ケ崎市が提案し、高岡、三島両市が応じた。
　３市長は、いがっぺ市の一環として開かれた「食の祭典」も視察した。会場には、食でまちおこしを進める全国１５団体が飲食ブースを設けた。高岡コロッケ実行委員会から「天の川倶楽部南条」が参加し、「紫イモコロッケ」を販売した。

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