◎「食」で連携　地域おこし　三島市、龍ケ崎市との三コロ会　交流さらに　コロッケ日本一は三島

　コロッケでまちおこしを進める高岡市と龍ケ崎市（茨城県）、三島市（静岡県）の３市長が４日、高岡Ｂ級グルメ博の開催に合わせて懇談し、３市でつくる「三コロ会」の交流を進めるとともに、食を通じた地域おこしで連携することを確認した。Ｂ級グルメ博で行われた全国コロッケコンテストでは、みしまコロッケ（三島市）が最優秀賞に輝いた。
　三島市の小池政臣市長が４日、高岡入りし、３日に到着した龍ケ崎市の串田武久市長、高橋正樹高岡市長を加えて３市長が勢ぞろいした。３市長はＢ級グルメ博の会場を視察した後、御旅屋通りの万葉の杜広場で開かれた全国コロッケコンテストの表彰式に出席。高橋市長が最優秀賞の贈呈者を務めた。
　小池市長は、高岡の町並みの素晴らしさを称賛した上で「市民に温かみがある。切磋琢磨（せっさたくま）し、まちおこしに取り組みたい」と述べた。串田市長は「Ｂ級グルメにはＡ級グルメにはない良さがある。交流を通じてまちの発展につなげたい」と話した。
　コロッケの店が軒を連ねた御旅屋通りの会場には、この日から龍ケ崎まいんコロッケが参加し、みしまコロッケの隣のテントで味を競い合った。龍ケ崎市からは龍ケ崎市商工会女性部の吉田京子部長ら１１人が参加し、りんごコロッケやおさつコロッケ、コロッケパンを販売。来場者に試食を勧めるなど、商店のおかみさんらしい威勢のいい売り声でにぎわいに一役買った。
　全国コロッケコンテストは、御旅屋通りで販売された２１種類のコロッケを対象に来場者の人気投票で決定。優秀賞には紫イモコロッケ（高岡市・天の川倶楽部南条）、特別賞には龍ケ崎まいんコロッケ（龍ケ崎市）が選ばれた。

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