◎中心街「食の回廊」、広がる笑顔　高岡Ｂ級グルメ博

　３日に開幕した高岡Ｂ級グルメ博２００９では、全国各地の多彩な料理が並び、高岡市中心商店街は「食の回廊」の様相を呈した。来場者からは「とても１日では食べ切れない」とのうれしい悲鳴が上がり、会場には食欲の秋を満喫する家族連れらの笑顔が広がった。

●味な踊り、演奏披露　オカリナ、ジュニアチア、コロッケ音頭　万葉の杜広場で盛り上げ
　万葉の杜広場では、富山新聞文化センター高岡スタジオの受講者らがダンスや演奏を披露し、会場を盛り上げた。
　「ジュニアチアリーディング」講座に通う園児５人は、大勢の観客の前で練習の成果を元気よく発表。ポンポンを手に「ゴー、ゴー！」と声を出しながら、舞台いっぱいにダンスを繰り広げた。
　「オカリナ入門」講座の受講者ら１５人は秋の曲を豊かな音色で奏でた。「旅愁」や「赤とんぼ」「ふるさと」などで息の合った演奏を聴かせ、会場を優しい音色で包んだ。北國新聞文化センター金沢本部教室と内灘教室のメンバーも応援に駆けつけた。
　新日本舞踊「扇流寿々蘭会」による「高岡コロッケ音頭」の披露も行われ、新調した黄色いＴシャツの衣装に身を包んだメンバー１８人が、手のひらを揚げたてのコロッケに見立てた独特の振り付けで会場を沸かせた。