高岡コロッケ〜夢は揚げたて!富山新聞

本サイトは「富山新聞」掲載の記事を参考にしています。


【2009/7/12付】富山新聞掲載

◎高岡・南条小2年生が町探検 紫イモコロッケ甘い 親子で体験、豆腐づくりも見学

 高岡市南条小2年生と保護者による町探検は11日、同市佐野の食堂「天の川倶楽部南条」など同小校下一帯で開かれた。同小の親子活動の一環として企画され、高岡コロッケを作る体験や豆腐づくりの作業見学などを通して約120人が校下を巡り歩きながら、ふるさとの魅力を再発見した。
 「天の川倶楽部南条」では、同店で取り扱う「紫イモコロッケ」を作る体験が行われた。子どもたちは笠井弘子店主の助言を受け、ムラサキイモや玉ネギやゴボウなどの具材を手でこねる作業をした。試食も行われ、子どもたちは「中身が紫色できれい」「甘くて食べやすい」などと歓声をあげてコロッケをほお張った。笠井店主は防腐剤や化学調味料などを一切使わずに仕上げていることを紹介した。
 一行は高岡市下島町の「坊ちゃんとうふ」も訪れ、地元の井戸水を使い、昔ながらの製法で仕上げる豆腐の魅力を感じ取った。JA高岡佐野支店前にわき出る地下水も見学し、水の豊富な土地柄に思いをはせた。

紫イモコロッケを手に取る子どもたち=高岡市佐野の「天の川倶楽部南条」