高岡コロッケ〜夢は揚げたて!富山新聞

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【2009/7/12付】富山新聞掲載

◎高岡コロッケ、静岡で大人気 三島市のまつりに参加 三コロ会のきずな確認 交流セレモニー

 高岡市は11日、静岡県三島市で開かれた「三島馬鈴薯(ばれいしょ)・みしまコロッケまつり」に参加し、「コロッケのまち・高岡」を発信した。販売コーナーには長い列ができ、用意した約360個は2時間余りで完売する人気を集めた。茨城県龍ケ崎市を加えた3市の交流セレモニーもあり、一層の連携を誓い合った。
 コロッケでまちおこしに取り組む高岡、三島、龍ケ崎の3市は昨年、交流促進を目指して「三コロ会」を結成。今回は三島市の呼び掛けで、高岡と龍ケ崎の2市が名物コロッケを出店し、「みしまコロッケ」との共演が初めて実現した。
 イベント会場となった三島商工会議所TMOホールでは、高岡市の若手職員4人が午前10時から販売に当たった。直径14センチの「高岡大仏コロッケ」、氷見牛を使った「氷見牛コロッケ」、高岡産のムラサキ芋を使った「紫芋コロッケ」の3種類が並べられた。目玉企画とあって市民の関心は高く、急きょ整理券を作って対応したが、昼過ぎには売り切れとなった。コロッケソースなど高岡限定商品や、開町400年記念グッズなども販売した。
 高岡市職員の長久洋樹さんは「予想以上の人気で、もっと数を用意すればよかったと思うほど。高岡のいい宣伝になりました」と話した。
 会場で行われた交流セレモニーでは、高岡市の西渕一郎産業振興部長と、串田武久龍ケ崎市長、小池政臣三島市長が三コロ会のきずなを確認。高岡で10月に開催される「高岡B級グルメ博」で再会に期待感を示した。
 高岡B級グルメ博は開町400年事業として、10月3、4日に市中心部で開催される。三島市と龍ケ崎市も参加する予定となっており、西渕部長は「三コロ会のつきあいを深め、開町400年事業を盛り上げてほしい」とあいさつした。
 小池市長はB級グルメ博について「3市がスクラムを組み、『コロッケのまち』を効果的に全国に発信していきたい」と話した。

人気を集めた高岡コロッケの販売コーナー=静岡県三島市
三コロ会の交流を確認する西渕部長(中央)。左が小池三島市長、右が串田龍ケ崎市長=三島市内