高岡コロッケ〜夢は揚げたて!富山新聞

本サイトは「富山新聞」掲載の記事を参考にしています。


【2009/1/11付】富山新聞掲載

◎名物コロッケに行列 高岡市で「横丁」開幕

 ご当地コロッケの店が軒を連ねる「高岡コロッケ横丁」は十日、高岡市の高の宮通りで市内外の六店舗が出店して開幕した。ちらつく雪の中、順番待ちの長い列ができ、午前中で完売する店も出るなど、大勢の来場者が高岡の名物に舌鼓を打った。
 高岡コロッケ横丁は富山新聞社などでつくる高岡コロッケ実行委員会が企画した。高岡市の冬の風物詩「第二十三回日本海高岡なべ祭り」に合わせて開催されたもので、今年で三回目を迎える。
 「氷見牛コロッケ」(高岡市)、「ひだコロッケ本舗」(飛騨市)は濃厚な牛肉の味わいを凝縮したコロッケを提供した。「インサイト」(高岡市)が直径十四センチの大きさで知られる「高岡大仏コロッケ」、「ジャカッセ」(同)が昆布コロッケ、「天の川倶楽部南条」(同)が紫いもコロッケを用意した。
 複数の店のコロッケを食べ比べる来場者や、鍋料理と一緒に味わう来場者の姿が見られた。地元の食文化を生かした「能登丼」や、氷見のかぶす汁などの店も人気を集め、中心商店街がにぎわった。
 中心商店街の四カ所に設置されたスタンプコーナーを回るスタンプラリー(富山新聞社共催)も行われた。高岡市出身の漫画家藤子・F・不二雄氏の「キテレツ大百科」に登場するコロッケ好きのカラクリロボット「コロ助」がイメージキャラクターに起用されており、親子連れらが食べ歩きながら楽しんだ。

●きょうも開催
 高岡コロッケ横丁は十一日も開かれる。

ご当地コロッケを買い求める来場者=高岡市の高の宮通り