高岡コロッケ〜夢は揚げたて!富山新聞

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【2014/10/28付】富山新聞掲載

◎売り上げ、3倍 テレビで知事が紹介 高岡市のブラックコロッケ 開店前から行列 「全国に広めるきっかけに」

テレビ番組で紹介されたブラックコロッケ=高岡市内

 昨年の全国コロッケフェスティバルで優勝した「高岡コロッケ」の「ブラックコロッケ」の売り上げが高岡市内の取扱店で伸びている。テレビのバラエティー番組で富山を代表するB級グルメとして石井隆一知事が紹介したためで、26日の日曜日は開店前から行列ができ、売り上げが普段の休日の約3倍となった。関係者は「北陸新幹線開業を控え、全国に高岡コロッケを広めるきっかけにしたい」と話している。

 番組内で取り上げられたのは、DQSOLUTION(高岡市)が開発した「ブラックコロッケ」で、ジャガイモにイカスミや黒コショウ、チャーシュー、ネギなどが練り込まれている。25日にチューリップテレビなどTBS系で全国放送された番組「ジョブチューン」に石井知事が出演し、紹介した。
 ブラックコロッケを取り扱う「道の駅 万葉の里高岡」内の「町屋cafe ASIAN」の谷千恵子さんによると、普段の休日は100個ほど販売しているが、放送翌日の26日は「テレビを見て来た」と話す家族連れの姿が目立ち、10個、20個とまとめ買いしていく人が多かったという。
 とろろ昆布が入った「ホワイトコロッケ」や大判の「大仏コロッケ」など他の高岡コロッケの売り上げも伸び、谷さんは「閉店まで客足が途切れなかった」と振り返る。
 DQSOLUTIONの山崎勇人社長は「これを機に、富山と言えばコロッケと言われるようになるよう商品に工夫を重ねていきたい」と話した。