高岡コロッケ〜夢は揚げたて!富山新聞

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【2014/07/17付】富山新聞掲載

◎コロッケ音頭、広がる踊り 納涼まつり、園児が披露 高岡市のいずみ幼稚園で講習会

振り付けを練習する園児=高岡市のいずみ幼稚園

 高岡名物のコロッケをPRする「高岡コロッケ音頭」の輪が住民らの間で広がっている。16日は高岡市上黒田のいずみ幼稚園で講習会が開かれ、2歳から年長までの園児145人が来月の納涼まつりに向け、軽快なリズムに合わせて踊りながら振り付けを学んだ。

 同園では、高岡市の新日本舞踊扇流寿々蘭(すずらん)会の扇寿々蘭家元ら5人が指導した。扇家元らはコロッケを食べたり作ったりする動きを取り入れた振り付けを説明し、手のひらを大きく左右に振る動作などをステージで実演。園児は手本をまね、輪になって楽しみながら振り付けを覚えた。
 音頭は高岡コロッケの応援歌として市民が作詞作曲し、2007年にCD化された。寿々蘭会が市内の保育園や公民館などで指導している。全国放送のテレビ番組でも紹介され、扇家元によると、岩手県や京都府など県外からもCDを求める問い合わせがあった。
 今回は、いずみ幼稚園が納涼まつりで地元にゆかりのある音頭を踊りたいと指導を依頼した。園児は家族に踊りを教えられるよう、職員と練習を重ねる。二谷早妃子ちゃん(6)は「コロッケが好き。本番までにたくさん練習したい」と声を弾ませた。