高岡コロッケ〜夢は揚げたて!富山新聞

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【2014/04/05付】富山新聞掲載

◎高岡市の魅力発信 日本一コロッケ、観光大使あみたん娘 あす岐阜県で「春の芭蕉祭」に初参加

日本一となった高岡コロッケ

高岡市の観光大使「あみたん娘」((c)TR(c)P)

 高岡市は6日、俳聖松尾芭蕉ゆかりの国名勝を持つ全国12市町でつくる「おくのほそ道の風景地ネットワーク」の発足を前に、岐阜県大垣市で開かれる「春の芭蕉祭・観光交流物産展」に初めて参加する。日本一となった高岡コロッケの実演販売などで高岡の魅力をPRし、名勝となった「有磯海(女岩)」や、万葉のふるさと高岡の知名度アップを図る。
 大垣市は芭蕉が奥の細道の旅を終えた地として知られ、5月17日にネットワークの設立総会が予定されている。発足を控えた第1弾として同市が指定を受けた各市町にご当地グルメなどが並ぶ「春の芭蕉祭」への参加を呼び掛けた。
 高岡市からは、昨年11月の全国コロッケフェスティバルで日本一に輝いたブラックコロッケ、ホワイトコロッケなどを出店。会場で揚げたてを振る舞い、高岡の食をアピールする。市マスコットキャラクター「家持くん」も参加し、「有磯海」を歌に詠み込んだ万葉歌人大伴家持ゆかりの高岡をPRする。
 このほか「那谷寺境内」が指定された小松市や「親しらず」がある糸魚川市、交流都市の七尾市、中能登町など全国22都市が参加する。
 芭蕉祭のステージイベント「全国萌えキャラフェスティバル」には、市の観光大使「あみたん娘」が出場し、全国の萌えキャラと競演。カノンとセシルの公式コスプレイヤーが、決めセリフなどを華麗に披露し、高岡の魅力を伝える。ブースでグッズ販売も行う。
 イベントには全国から多くの来場者が見込まれ、高岡市観光交流課は「高岡の芭蕉ゆかりの雨晴海岸を、全国に売り込みたい」としている。