高岡コロッケ〜夢は揚げたて!富山新聞

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【2014/01/26付】富山新聞掲載

◎高岡コロッケ×くまモン コラボ実現、衣に絵柄 熊本産馬肉入り、2月発売

富山2社、くまモンコロッケ、高岡・藤岡

 高岡コロッケと、熊本県のゆるキャラ「くまモン」を組み合わせた商品が2月、富山、熊本両県で発売される。コロッケに特殊な技法でくまモンのイラストを記し、中には熊本名産の馬肉を加えた。飲食店のプロデュースなどを手掛ける「DQ Solution」(高岡市)が企画し、熊本の食肉業者と協力して開発した。同社は高岡コロッケのPRにつなげたいと期待を込めている。

 DQ社は「第1回全国コロッケフェスティバルin龍ケ崎」での日本一に貢献したブラック、ホワイト両コロッケを取り扱う「町屋cafe ASIAN」を運営する。
 コロッケにイラストや文字を載せる技術を長野県の食品業者が持っており、DQ社がその技術を高岡コロッケに生かせないか検討する中で、全国区の人気を誇るくまモンに着目。くまモンの利用には熊本の企業との協力が必要なため、馬肉入りとした。
 くまモンのイラストは、小麦粉で作った薄い生地に食用インクで描かれ、特殊な方法でコロッケに貼っている。生地にはパン粉がついておらず、揚げた後でもくっきりとしたイラストを楽しめる。
 コロッケは「くまモンの馬肉コロッケ」と銘打ち、2月5日からASIANで発売される。7日からは富山、石川の一部スーパーマーケットでも店頭に並び、熊本でも順次販売される。大小2種類を用意し、150グラムは1個250円、90グラムは200円とした。
 DQ社によると、熊本をはじめとする九州はコロッケの消費量が少ない地域であり、くまモンを通じてコロッケの消費拡大や高岡コロッケの知名度向上につなげたい考えだ。DQ社は「人気のキャラクターで、食卓を明るく、食べる人を笑顔にできればうれしい」としている。