高岡コロッケ〜夢は揚げたて!富山新聞

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【2012/01/16付】富山新聞掲載

◎多彩な味、家族で堪能 高岡コロッケ横丁最終日 県内外から来場者 中心街にぎわう

 高岡市中心部で開かれた高岡コロッケ横丁は、最終日の15日も家族連れらでにぎわった。会場の御旅屋通り・メルヘン広場前では、県内外から訪れた人たちが昼前から行列をつくり、多彩な味のコロッケを楽しんだ。  高岡コロッケ横丁は「日本海高岡なべ祭り」に合わせて、富山新聞社などでつくる高岡コロッケ実行委員会が企画した。
 「ひだコロッケ本舗」(岐阜県飛騨市)は、飛騨牛を入れたコロッケを提供。高岡市野村の会社員若狭仁実さん(29)は「肉が大きくて食べ応えがある」と喜んだ。「ジャカッセ」(高岡市)の昆布入りコロッケを味わった白山市末広1丁目の会社員米田由美子さん(55)は「塩気が効いていておいしい」と、富山ならではの素材に満足した様子だった。
 「天の川倶楽部南条」(高岡市)の紫いもコロッケも人気を集め、同市白金町1丁目の自営業宮木知佳さん(28)は「甘くてデザート感覚で食べられる」と笑顔を見せた。
 高岡コロッケ実行委員会は「里いもコロッケ」や「氷見牛コロッケ」「高岡大仏コロッケ」などを販売した。東京都江戸川区から訪れた渡邊二三子さん(74)は、直径14センチの高岡大仏コロッケを頬張り、「大仏を観光した後に大きなコロッケも食べられて、とても楽しい」と満足そうな表情を見せた。札幌市の会社員阿部粋己さん(29)は「初めて高岡がコロッケのまちだと知った。鍋と合わせて、いろいろな種類を食べ歩きたい」と話した。

大勢の人でにぎわう高岡コロッケ横丁=高岡市御旅屋町