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高岡コロッケが全国に登場 本物のまんまのスナック菓子 富山ブラック味、コンビニで発売 日本コロッケ協会とUHA味覚糖が共同開発 全国フェス初代王者のうまさ

高岡コロッケのまんま
店頭に並んだ「高岡コロッケのまんま」=高岡市内のコンビニエンスストア

 高岡が誇るB級グルメ「高岡ブラックコロッケ」がスナック菓子で全国デビューした。日本コロッケ協会とUHA味覚糖(大阪市)が共同開発した新作スナック菓子「高岡コロッケのまんま富山ブラック味」が11日、全国のセブン-イレブンとファミリーマートの店舗で発売された。全国コロッケフェスティバルで初代チャンピオンに輝いた味を再現し、さらなるPRにつなげる。

 高岡コロッケは2004年に高岡市が専用のホームページを開設して以降、市や地元企業が盛り上げ、町おこしにつなげてきた。

 12年には、富山新聞社などでつくる高岡コロッケ実行委員会が「富山ブラックラーメン」をイメージして高岡ブラックコロッケを開発した。同年に茨城県龍ケ崎市で開催された第1回全国コロッケフェスティバルで出品した10県20団体の中でグランプリを獲得した。

 フェスティバルは毎年場所を変えて、開催されており、高岡コロッケは根強い人気がある。今年は高岡で開かれ、3万2千人が全国のコロッケを楽しんだ。

 「高岡コロッケのまんま」は富山県産しょうゆを使っており、ラーメンのこくやチャーシューの甘みを表現した。絶妙な塩加減で、辛さは控えめとなっている。食べやすい一口サイズで、サクッとした食感を楽しむことができる。高岡市の男性会社員(24)は「さくさくしておいしい。やみつきになりそう」と話した。

 UHA味覚糖はコロッケのまんまシリーズをこれまでに二つ販売しているが、「高岡コロッケのまんま」は唯一日本コロッケ協会公認となっている。

 UHA味覚糖で開発を担当した佐原明子さんは、中身が黒い高岡ブラックコロッケは他と比べ、見た目のインパクトも強く、興味を持ってもらえるとして、「全国の人に高岡ブラックコロッケを知ってほしい」と話した。価格は税込み160円。

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