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全国のコロッケ集結 高岡市で6月、2度目のフェス 30団体がご当地商品

大勢の来場者でにぎわう第3回全国コロッケフェスティバル=2015年11月、高岡テクノドーム

 高岡市の「高岡コロッケ」など全国のご当地コロッケを一堂に集める「全国コロッケフェスティバル」が6月24日、高岡テクノドームで開かれる。第6回となる今回は北陸新幹線開業3周年を記念して開催する。全国の約30団体が自慢の一品をアピールし、食を通じたまちづくりを推進する。

 高岡市の新年度当初予算案に「高岡食ブランド活性化事業」として「全国コロッケフェスティバル」の開催経費など350万円が盛り込まれた。

 高岡市は2008年、茨城県龍ケ崎市、静岡県三島市とともに「三コロ会」を結成し、コロッケによるまちおこしの輪を広げてきた。ご当地コロッケの発信と参加地域の交流促進を目的に、13年からフェスティバルを開催し、高岡市では3年ぶり2度目となる。

 初めて高岡を舞台に展開した3年前のフェスティバルでは28団体がブースを並べ、約4万2千人が食材に工夫を凝らしたご当地の味を堪能した。昨年は三島市立公園「楽寿園」をメイン会場に、高岡市や龍ケ崎市のほか、福島県磐梯町、岡山県倉敷市など22市町の26団体が出店し、家族連れらが各地の個性豊かなコロッケを楽しんだ。

 富山新聞社などでつくる高岡コロッケ実行委員会は、第1回のフェスティバルでグランプリを受賞したイカ墨入りのブラックコロッケ、とろろ昆布を練り込んだホワイトコロッケ、白エビコロッケの3種類を販売し、2千個を完売した。富山の海の恵みを生かした豊かな風味で来場者を引き付け、食を通じて高岡の魅力をアピールした。

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