高岡コロッケ〜夢は揚げたて!富山新聞

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【2008/11/26付】富山新聞掲載

◎給食に高岡コロッケ 地場の野菜たっぷり 高岡市内の小学校、地元の味に笑顔

 地元の農作物を具材に使った高岡コロッケが二十五日、高岡市内の小学校の給食に昨年に続いて登場した。児童は揚げたてのコロッケを口いっぱいにほおばり、かむほどに野菜の甘みが広がるコロッケの味を満喫した。
 給食に用意されたのは「なっぱコロッケ」で、高岡市の学校栄養職員が昨年、県の食育推進月間の際に考案した。直径約十五センチで市内で栽培されたジャガイモに小松菜、タマネギのほか、県内産の大豆水煮やウインナーが入っている。二十五日から二十七日まで、市内の小学校全校二十七校で振る舞われ、市内の中学校十二校では十九日に登場し、生徒の人気を集めた。
 東五位小では、児童が大きな口を開けてコロッケを味わった。一年生の吉村友理香さんは「いろいろな野菜の味がしておいしいかった」と満足そうな表情を浮かべた。
 十二月と来年一月には、高岡市国吉地区のリンゴなど地場産の食材を使った「高岡元気コロッケ」も小中学校の給食に用意される。

給食に登場した高岡コロッケを味わう児童=高岡市東五位小