

本サイトは「富山新聞」掲載の記事を参考にしています。
高岡市の冬の風物詩「第二十二回日本海高岡なべ祭り」は最終日の十三日、JR高岡駅周辺や高岡市中心商店街で行われ、ご当地コロッケ七店舗が軒を連ねた「コロッケ横丁」をはじめ、熱々の鍋などに大勢の来場者が詰めかけた。昨年初めてお目見えした横丁の評判を聞き、「高岡コロッケ」を求めて祭りに足を運ぶ県外観光客が増えており、関係者は県外からも人を呼ぶ起爆剤になると期待を膨らませた。
実行委員会によると、なべ祭りは二日間で約六万人が訪れ、ほぼ昨年並みとなった。初日は雨に見舞われて客足が鈍ったが、最終日は晴れ間ものぞいたため、昨年以上の人出を記録した。
今年は加賀市のかがウオーキング「歩歩(ほほ)」が「コロッケ横丁」などで高岡コロッケを食べ歩くウオーキング(富山・北國新聞社後援)を企画した。会員ら約七十人が、高岡市と同じく「コロッケのまち」をうたう茨城県龍ケ崎市の「龍ケ崎まいんコロッケ」などを扱う横丁の七店舗に列を作った。
ピーナツを具材にしたコロッケを食べた主婦の小西出幸代さん(65)=加賀市大聖寺=は「香ばしくて食べやすかった。食を満喫しながら歩くのは楽しい」と話した。引き続き一行は、会場の海鮮シチューなべを堪能したほか、富山新聞社などでつくる高岡コロッケ実行委員会の作成した「高岡コロッケマップ」を手に市内各店舗のコロッケ食べ比べも楽しんだ。
●「にぎわいに驚いた」
「歩歩」は、新聞報道などで昨年のなべ祭りに登場した「コロッケ横丁」の評判を知り、食べ歩きを盛り込んだウオーキングを企画した。岡谷吉雄代表(66)は「すごくにぎわっていて驚いた。食の要素を組み合わせた新たなウオーキングを提案できた」と語った。
龍ケ崎市出身で高岡市内で暮らす夫婦が「まいんコロッケ」を懐かしそうに買い求める姿が見られるなど、県外ゆかりの来場者も多かった。金沢市小立野の会社員西垣清澄さん(56)は「昨年は横丁に行けなかった。今年はコロッケと鍋を食べ比べることができて楽しみが増えた」と話した。