◎「高岡コロッケ」、東京デビュー　「大仏」５００個完売

　高岡コロッケ実行委員会は八日、東京・有楽町の東京交通会館イベントスペースで高岡コロッケを販売し、「コロッケのまち高岡」を売り込んだ。高岡コロッケを都内で販売するのは初めてで、会場には多くの買い物客が訪れ、用意した五百個を完売した。
　高岡市で撮影された映画「キトキト！」のＰＲイベントと連携した取り組みで、同市の道の駅「万葉の里高岡」を運営するインサイト（同市）が、同駅で扱っている長さ十四センチの「大仏コロッケ」を販売した。
　店の前では、夕食用に買い求める客が列を作り、その場で揚げたてをほおばる人の姿が見られた。県出身者の家族らも多く訪れた。
　高岡コロッケについては、愛知、静岡などへの出店計画に加え、都内の百貨店などからも引き合いがあり、実行委は「高岡の味」を全国に発信していく。

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